どうも、あけましておめでとうございます。
21年一発目の記事は編成記事です。

なお、20年の振り返りはしません。あまりにも悲惨であり、
あまり書くことも無く、監督も変わっているので、今年にはあまり繋がらないしなので。。。(苦笑)

選手の出入りについて

DF GK

FW MF

ポジション振り分けについて


ポジション振り分け


4-2-3-1or4-4-2 を想定。
4-2-3-1でも4-4-2でも守備時は4-4-2になると思うのでたいして変わらないじゃない(暴論)

GK

クバの残留がなにより大きい。
債務超過で契約が難しいとの報道があったがそれを覆してくれた。
もちろん、1stチョイスは当然クバになる。
2ndになるのは、小畑であろう。
高卒新人の去年はいい意味で期待を裏切り問題なく先発をこなしていた。
さすがにクバと比べてしまうと見劣りはあるが、比べる相手がスーパーなだけであり何も問題ない。
3rdは大卒の井岡と全く持って未知数の202cmの大巨人ストイシッチが争う形になるだろう。

何も問題が無いと思われる。
また、202cm ストイシッチが入ったころで夏にクバ移籍みたいな話もできたが、個人的にはそうではなく
練習の問題じゃないかと思う。これまでも4人体制でやっているため、練習メニューを変えずにすむとかそんなところじゃないかなとも思います。たぶん。


CB

キムジョンヤがチームを去り、常田がレンタルから完全移籍への移行となったがそれ以外に変化なし。
そして、シマオ・マテの残留が(以下クバと同文)
シマオが中心に平岡、アピ、照山と揃う。
シマオと平岡の3シーズン目のコンビは何も問題ないであろう。
ただし、今年も過密日程で彼ら二人だけに頼るようだとコンディション的に難しくなる。
そこでこの二人に割って入りたいのが。
去年スタメンでも十分にやれるところを見せた今年1年目のアピと
育成レンタルを経て成長した姿を見せた照山の若い二人になる。
特に照山の展開力はこの4人のなかではずば抜けており課題の強度の面がクリアできれば、仙台にとって大きな武器となると思う。

また、吉野もCBは出来るため層は厚いポジションであり、質/量ともにそろっているポジションである。


SB

パラ、柳、飯尾が抜けたSB。
去年も左サイドバックの永戸が抜けた穴を埋めきれず、柳を緊急に補強したが、今年も左サイドが薄いか。
新加入の秋山に期待がかかる。
とはいえ、今年は去年左サイドバックにコンバートされた石原や両サイドできる蜂須賀がいるためバックアップは去年よりも充実。
右も蜂須賀以外に真瀬が加わったが、去年SHとしてJ1を経験しているため問題ないとも思う。
また、最終ラインどこでもできる、長倉が岐阜から加わった。(ただし質的にはどこまでやれるのは不明)
なので、秋山がSBできないとなると両SB共に選択肢が狭くなる。
また、秋山もSBより前目の方が輝きそうな選手ではある。なので心配なポジションの一つではある。

ただし、左サイドバックなので、守備の強度よりもクロスの精度があれば良いとなる方がテグさんのタスクはこなせる。
なので、クロスを上げられない守備的なサイドバックよりは、秋山の方がフィットするんでは無いかとは思っている。

DH

今年はここが去年の1枚から2枚固定になると考える。
1アンカー+1トップはCBに負担がかかりすぎて守備構築が難しかったなーというのが去年の感想で、
せめて、2トップ+1アンカーならば。。。とも思う。なので、守備を安定させるために2DHというのが僕の考えである。

そして、このポジションは、
初めて1シーズンフルで戦えた椎橋。
そして、去年DHとして才能を開花させた浜崎
と主力二人が仙台を去ったためダメージが大きいように見えるが
攻守に走れるBox to Box の上原を獲得できたのはこのふたり抜けたダメージを軽減。
そして、去年1年間怪我と戦った富田も戻ってこれそうで実質の補強となるだろう(ガナーズ理論)
当然松下もいるし、吉野も去年怪我で大半離脱したためリベンジに燃えていることであろう。

ということで、松下を軸に富田、吉野、上原がポジションを競う事になるのかなとも思う。
また、CBにアピあたりが、シマオからスタメンを奪ってしまえばここのポジションにシマオを置ける。
鉄壁の4-4のブロック!!みたいなのも見てみたい気もする。
ここも質/量ともに問題はないと思う。

SH

サイドハーフが一番戦力が充実している。
放出が0であり、加入がマルティノス、氣田を獲得。大卒の加藤も加わった。
さらに、謎のガーナ人オッティくんも左のウインガーらしい。
そこに、石原、関口、佐々木、田中、クエンカと揃っている。
ハッキリ言って強い。サイドハーフの質/量は仙台史上No1なんじゃないかと思うくらい。
タスクバリエーションも豊富である。
どういう並びになるのかいい意味で分からない。競争。


OH

2トップとして、並列に並ぶのか、1-1として直列に並ぶのかは蓋を開けるまでわからない。
まーどちらとしても大した問題じゃない。
どうせ、守備時は並列になるのだからね。
直列と並列で違うのは皆川じゃない方のタスクが変わるだけである。
OHがあるとすると誰が入るか。本職がOHです。という選手は見当たらない。
長崎を見てるとここはパスの出し手よりは受け手が入る方が多かった。
ルアンのようなセカンドストライカー、もしくは名倉、氣田のようなアタッカーだったので
そうなると、佐々木、田中、クエンカ、氣田、加藤あたりが候補になるのだろうとは思う。


FW

ここが一番薄い。
長沢を抜かれたのがクッソ痛い。
そして、ゲデスもレンタル延長できなかったのも痛い。
ジャーメインが殻を破りそうで破る前に居なくなったのも痛い。
山田も完全移籍に移行できなかったのも痛い。
西村もCSKAとの契約が1年半残っており、レンタル延長出来るか不透明(というか、たぶん厳しい)
とにかく辛いのがこのポジション。

横浜FCから獲得した皆川が軸となる。
というか、前線で納められるのが皆川しかいない。
そして、去年1年間使ったもののこなせるタスクが未だによくわからない赤﨑しかいない。
たぶん、左ウイングが本職の謎のガーナ人オッティをこのポジションで使う予定なのだろうが、
彼もYoutubeを見るに収められるタイプではない。

なので、並列の2トップにしろ、直列の1トップ1OHにしろ、皆川フル稼働が前提になりそう。
皆川フル稼働は、西村が残留したとしても解決されない。
並列なら相方に赤﨑orオッティが入り、直列ならば、OHで上げた枠になるのだと思う。

出来れば赤﨑に1トップができるように仕込みたい…
それが出来れば名古屋でも鹿島でも川崎でももっと彼はやれたんだろう。
出来ないからここにきたわけで…という話な気がする。

ということでFWは残念ながら質/量ともに足りない気がする。 21年シーズン最大の懸念点がこのポジションである。
手倉森さんがキャンプを見て補強も十分あるという趣旨を話しているがそれはたぶん、このポジションだと思う。
納められる選手大募集である。


まとめ

債務超過。

結果が出なかった20年シーズン。
木山さん解任。
オフ早々に流れた主力の大量離脱の報道。
そういう悲観な状態から始まったので、ここまで戦力を揃えられた事は驚きである。
特にシマオ+クバの残留は想定外だった。

そして、主力が抜けたところ適切な対応が出来たと思う。
債務超過の中で制限があるにも関わらず、強化部と手倉森さんは頑張ってくれた。
ただし、やはりFWが厳しい。
ここは、様子を見ながら補強していく必要があるんだと思う。

それ以外は満点付けてもよい出来。
あとは、手倉森さんがどうチームを作り込んでいくかにかかっている。

今年の目標は残留になる。
決して簡単では無いミッションではあるが、十分に達成できる可能性がある戦力を集めたんじゃないかと思う。