- 1.シーズンの勝ち点と得失点差グラフ
- 2.悲惨なスタート
- 3.守備の改善と勝ち筋の構築
- 4.秩序と混沌の間んで
- 4-1.えええ
- 4-2.おおお
- 4-3.かかか
- 5.ハイライト
- 6.まとめ
■ 目次
シーズンの勝ち点と得失点差グラフ
1年を振り返る。勝ち点と1試合の得点及び失点をグラフにしてみた。
そうすると、めっちゃ主観が入ってけれど、4つのフェーズに分ける事が出来た。
本来はその主観を数字で証明しないといけないのだけれどもそこまで時間が無い。
精度が粗く主観証明する方法が無い。それは許してほしい。
なので、開き直って主観で何が悪い。という強い気持ちで。
悲惨なスタート
開幕戦はシマオが退場したものの耐えて最後に赤﨑がワンチャンスをものにして引き分けたものの
その後川崎、鳥栖に5失点湘南に3失点と守備が崩壊。
仙台は前から行って相手を嵌めようと考えていたがトランジションのスピードや強度の差で負けてしまい
複数失点が続くその結果、開幕7試合で19失点と守備が崩壊していた。
開幕戦1点で済んだのは1人退場して前からいかず後ろに引いたため。
ということで、最初にやりたかった前から積極的に嵌めるのはやめる事になる。
守備の改善と勝ち筋の構築
前から嵌める守備を諦めて後ろで4-4-2のブロックを作る事が多くなり中央3レーンを厚く守る方向になる。
それが守備の安定につながる。
8試合目のマリノス戦でようやく0-0のゴールレスドローと結果を出す事に成功。
ただ、得点が取れない。後ろに守ったために前に出てこれない。
SBの裏に赤﨑を走らせたりしてなんとか陣地回復をしようとする。
ただ、陣地回復したあとにゴールを脅かす手が無く決定機を作れない。
ということで、次の手は65分は4-4のブロックで塩漬けにする。
そして、残り25分でマルティノスを入れて博打する。という作戦に変更。
実際、マルティノスのおかげで65分以降の得点は増えた。
ただ、マルティノスがあまりにも・・・なので、65分以降の失点も増えた
それは、この図からもわかる。
これが仙台の勝ち点を得る方法になっていったのは間違いない。
そして、これが21年シーズン安定してもっとも勝ち点を得た方法だった。切ないね。
秩序と混沌の間んで
五輪中断があって、そこで仙台はこの65分以降カオスにして殴り合い。を改善しようとした。
あまりにも博打だったのでそこを改善するのは理解できる。
で90分間秩序を保つサッカーをトライ。
中断明け1発目の試合が延期していたガンバ戦だった。ここで仙台は非常に安定した戦いを見せる。
しかし、これが真瀬のゴールがVARで取り消し、さらにその直後CKからパトリックが頭で合わせて先制。
そのまま仙台が押し込むものの逃げ切られ、セレッソ戦も決定機を与えず。だけれども、決定機も作れずアウェイでゴールレスのドロー
ホームに戻って横浜FC戦相手の前プレスを外し続け押し込むものの決定機を活かせずゴールレスドロー。
ということで、中断3試合は良いサッカーしてたものの2分1敗で勝てず。
実際xGoal(ゴール期待値)を見るとこの3試合は1点台を割っているほど相手にチャンスを与えていない。
五輪中断前は1.8台と2点台に近いxGoalであって改善はしていたと思うし狙い通りのゲームをしていたと思う。
ただ、ゴールが奪えずに結果がついてこない3試合だった。
そして、4試合目のマリノス戦で前半で失点。その後その1点を取り返そうと考え少し攻撃に振ったらそこから3失点と守備が崩壊。
続く東京戦はゴールを奪うために少しオープンな状態を許容した。
その結果五輪中断前の状況に戻ってしまう。
しかも、紆余曲折あって(この辺りはスポーツ紙で報道されたが)マルティノスとの関係が悪化し退団。
なので、オープンな状態での最大の武器を失った仙台はて弱体化。
ということで結果的に五輪中断前よりも勝ち点を得られない。
そんな状態が続きいよいよ局面は最終局面に近づく。
そして、どこまでオープンにするか。どこまでクローズドなゲームをするか。
という調整が出来ず紆余曲折あるも最適解が見つからず試合数を消化していく
直接対決と焦り
なかなか勝ち点を得られる手順が出来ない中で残留争いの直接対決が近づく。
ガンバ大阪に3-2の打ち合いを演じて五輪中断明け初勝利を得たものの内容はそこまで良くない。
その後、清水、徳島、柏の直接対決に1分2敗と1度も勝てず追い込まれていく。
そうすると、順位が離れている相手には善戦出来るが、順位の近い相手だと力みすぎて結果を残せない。
内容も良くない。
というゲームが続く。
実際に名古屋、広島、退場後の神戸戦なんかは手ごたえはあった。
ただ、それを湘南戦や大分戦はそのクオリティが出せたか問い言えばNoだ。
この2試合の直接対決は負けるべくして負けたのである。
という感じで残念ながらでも妥当な降格決定となった。
最後に
ざっくりと振り返ったけど、もっといろんな切り取り方が出来ると思う。
そして、数字を使いながら証明が足りないので僕の主観がかなり入っている。
でも、都合の良い数字を引っ張り出したわけじゃなく、パパっと作った数字がこうなっているので
主観、直感はあながち間違っていないのではとも思っている。
なお、検証はしない(笑)
振り返ってみるとやはり五輪中断明けの3試合。ここがターニングポイントだった気がする。
ここで2勝出来ていたならば全然違うシーズンだったのかなーと思っている。
そこで、勝てなかった。そして、勝ち筋を見失っていったのだと考える。
ツイッターで話しても五輪中断明けがよくわからないという意見が多い。
ただ、僕はこの中断明け最初はそこまで悪い印象はなかった。むしろ横浜FC戦やガンバ戦は手ごたえすら感じていた。
でも、勝てない。自信が失われているチームにとって結果が出ない。
というのは致命的だった。結局、自分たちを信じる事ができず方向を変えてしまった。
その結果降格になってしまった。