中断そしてリブート

2月末にCOVID-19の影響で日常は崩壊。エンターテイメントはほぼほぼストップ。
スポーツ界も全世界で中止、中断された。

それからほぼ4か月。少しづつだけれど、日常を取り戻し、
ブンデスが無観客試合で再開。
そして、先週リーガ、セリエも無観客試合再開となった。

そして、日本でも日常を取り戻す。
来週からいよいよJリーグが開幕する。(プロ野球は今週金曜日から再開)

ただ、Jリーグに関して言うと今シーズンは降格もない。優勝しても優勝賞金は絞られている。
ということで、去年までとは違い勝ち点にさほど価値が無いのかもしれない。
(ただし、J1に限る。J2,J3は来年の昇格があるためこれに値しない)

今年は各クラブが存在するためのシーズンとなる。
なので、試合の勝ち負けや内容はあまり重要ではなく、生きるために金銭を稼ぐかが重要になる。
まして、仙台の収益は観客入場料の占めるウェイトが大きく受けるダメージが大きい。
だから、いろいろ工夫し新たなチャレンジが必要になる。
新たなチャレンジなので、失敗もあるだろう。でも、短期的にはマイナスかもしれないけれど
それよりもマイナスは失敗を恐れて変化をしないことである。なので、失敗もポジティブに捉えたいなと個人的には思う。
今年に限ってはサポーターから金を絞り出させろ。そのくらいの感覚でいいと思う。
そして、サポーターはできる限りでそれに応じるから。

ま、だからチームや、試合内容、選手、監督よりフロントが主役の特別なシーズンになる。

でも、このブログはいつだって主役は「90分の試合」であり「選手」であり「監督」である。
どうやっても、フロントが主役の文章なんてかけない。そんな能力僕にはない。

個人的には色んな葛藤もあるが、とりあえず今シーズンも書いていこうと思う。
さて、再開後のお話だがいろいろな変化がある

5人交代枠

交代枠が拡大し5人になること。
これによって戦術の幅が広がりそうと思っていた。ただ、ブンデスもリーガもそうなっていはいない。
というのはコンディションに理由がある。
交代枠が5枚あっても、戦術的な交代はできずコンディションが落ち走れなくなった選手の交代。
もしくは、けが人が出ての交代に使われ戦術的な交代が出来ていないように見受けられる。

コンディションについて

ということで、次はコンディション。
再開後はコンディションを制する者は試合を制するようになっている。
そのくらい重要なウェイトを占めている。
突然の中断、そして、再開までの準備不足で選手がいつもの強度で戦えていない。
それに加えてミッドウィークも通常開催する過密日程。
なので、大体60分以降はオープンな展開になる。
ただ、どちらもガス欠気味なのでオープンなのに点が入らない。みたいな状態が多い。
また、個人能力が高いチームが勝つ傾向が高いし、豊富な運動量からの前プレスが特徴のチームは苦戦する傾向にある。
ようするに、札束で殴れるチームが強く、ボールを持てるチームが強い。

もちろん、コンディションが整えたチームは上記ならないので、60分以降殴り続けられるので勝つ確率が高くなる。
なので、勝てるチームは
コンディション良<個人の質<ボールを持てるチーム<その他

みたいな感じになると思う。
また、筋肉系のトラブルは本当に多い。なので、けが人も多くなるんじゃないかなと思う。
それを補う戦力を持っているかもひとつポイントになる。


無観客試合の影響

ブンデスでは明らかにホームチームの勝率が落ちている。
やっぱりホームの声援というのは影響あるんだなーと思っている。いわゆるホームアドバンテージがなくなった。
ということである。
さて、ベガルタ仙台というチームは非常にホームで強いチームなのだがこの影響は受けるんじゃないかなと思う。
逆に言うと、鬼門が複数あるクラブなのでそこで勝つチャンスじゃないかなとも思う。
ただ、無観客は2-3試合であとは観客を入れるのでそのあたりの影響はまだわからない。

夏の移籍について

現実でわかっているのは海外からの補強は不可ということ。
これは国の政策でCOVID-19の影響で封鎖中。過去14日間滞在歴がある場合入国。であり、解除のめどがたってないため。
(これによって10月予定だったF1鈴鹿GPがキャンセルと正式に決定している)
なので、夏の移籍市場に間に合わないとみるのが現実的。
ということで、補強に関しては夏は国内の移動だけになるが、金銭面でそこまで動くか。疑問が残る。
移籍金払えるクラブはあまり多くない。というか無いんじゃないかなと思っている。
レンタルは多少ありそうだが、その程度にとどまるのではないかと予想する。
むしろ、外国籍の海外移籍(韓国やブラジルなど)はありそう。なので、どのチームも戦力はこれ以上積めないのではないかと思っている。

最後に

なので、再開したリーグを見てるといわゆるジャイアントキリングは普段より起きにくく、個人の質で殴れるチームが勝つように感じている。
しかし、海外ほどJは開きが無いのでもしかしたら普段よりカオスになる可能性はある
海外と同じく個人の質で殴れるなら神戸が上に行くわけだけが、質の部分がみんな年とっているので日本の夏&過密日程を乗り切れないはず。
となるとどうなるか。楽しみではある。
僕は現時点ではどのチームにもチャンスがあると思っている。
コンディションさえ整えれば、質で戦える選手は意外といるのでワンチャンある。
なんて都合の良いことを思っている。

ま、兎に角再開後もブログ頑張りますってことを書きたかった。自分がサボらないようにプレッシャーをかけるためにもね。おわり。