- 1.スタッツ
- 2.スターティングメンバー
- 3.前半
- 3-1.仙台の理想の形は14分のカウンター
- 3-2.ただし現実はそうはいかない
- 4.後半
- 4-1.後半の修正は2度追い
- 4-2.想定通り間延びする中盤と仙台のカウンター
- 4-3.アクシデント!!!
- 5.まとめ
- 6.ハイライト
■ 目次
スタッツ
スターティングメンバー
前半
仙台の理想の形は14分のカウンター
まずは、いつものように時系列のお話じゃなくて木山さんが前半何がしたかったのか。から振り返ってみる事にする。
木山さんがしたかったのは14分のカウンターの形だと思う。
基本的には各個対面処理していく。
そして、パスコースを限定し、出し先で奪ってカウンターであった。
こういう形をたくさん作って点を取りたかった木山仙台。
ただ、これが出来たのは前半では14分だけ。
そして、そのたった1度のチャンスはジャーメインが朴に倒されるもPKにはならず。という紙一重だったが点にはならず。
ただし現実はそうはいかない
なぜ、たくさん作れず1度だけだったのか。それは、各個撃破!思想なので、仙台の守備網は幅広く対応せざる得ない。
そして、この時サイドと中央の部分にスペースが空く。(ハーフスペースと言っているが)
そこを上手く使われてしまったのが前半だった。
実際に、解説の小林慶行氏が指摘していたSBのインナーラップが複数回あったが、
それは、仙台が各個撃破!
で生まれたギャップをマリノスが上手く使ったためであった。
これによって、仙台は押し込まれ、奪っても仙台が押し込まれた状態での奪取になった。
奪取後は仙台が前線に蹴るロングカウンター大作戦もあったのだがろうが、正確に蹴る時間が無く、マリノスのボールを再回収するトランジションの速度に圧倒され攻め手を中々見いだせない前半となった。
後半
後半の修正は2度追い
ということで、うまくいかなかったので後半きちんと修正する木山さん。素晴らしい。
修正の方法はウイングの2度追いであった。
そもそも、各個撃破でタイマンする必要がある局面と必要が無い局面があって
必要な場面だけタイマン。
必要じゃない場合はスペースを消しながらボールに圧力をかけていこうぜ!
という考えに変更。
ボールがサイドに出た場合は各個撃破!タイマンするぜ!となるが、
ボールが中央に戻ったらタイマンやめてタイマンする相手を背中でケアしパスコースを消す。
そして、ボールに圧力をかけて縦パスを出させ奪う。
前半1度きりだった縦パス奪ってカウンターが後半は複数回出来て修正は有効で手ごたえがあった。
想定通り間延びする中盤と仙台のカウンター
もうひとつ。時間が過ぎるにつれてマリノスのトランジション速度及び強度が落ちていく。
65分すぎたところで仙台は最終ラインから時間を確保して前線のウイングに蹴る事が可能となった。
これも仙台のひとつの狙いだったと思う。
これで、徐々に仙台のカウンター回数が増えていきようやくウイングの二人が攻めの局面で特徴を活かせるようになってきた。
ここまで我慢して与えられたタスクをサボらずやってくれたご褒美が与えられる時間となった。
アクシデント!!!
ところが、さー暴れろジャーメイン!!というところで怪我(?)で離脱。真瀬に代わる。
真瀬はウインガーでは無く独力て突破は望めない。
なので、松下入れて逆サイド展開から真瀬のクロスで仕留めようぜ!
という作戦に変更。
が、松下も投入直後怪我。
アクシデントで仙台の勝ち筋が消えていく。
この時に映された木山さんの顔が今も脳裏に焼き付いている。
無念すぎる…
交代回数を3回使っていたため、松下の代わりは入れられない。
ということで、急遽柳をボランチ。真瀬をSBに変更4-4-1 のような形に変更
が、急造ボランチはやはりきつく最後の最後でスペースを与えてしまいマルコスに決められ敗戦となった。
最後に
もうね。僕は見直しても何といって良いかわからない。後半の修正からジャーメイン怪我前までの仙台のプランは完璧。
正直70分以降は勝ち申した!と思ったくらい。(決めるところ決められれば)
だからこそ、2つのアクシデントがすべてだったように思う。
ハードラック。
で済ませて良いと思う。
このレベルで戦えれば勝ち点は付いてくると言い切れるのでこのレベルで戦い続けることが重要だと思う。
負けたけどこの試合は良かった。
仙台の戦力だと良かったゲームすべてが勝ち切れるわけじゃない。
良かったけど負ける可能性は当然ある。
ただ、良くないと勝ち点は取れない。なので、切り替えてまた次の試合このレベルで戦えるように頑張ってほしいものです。
もちろん、今日の怪我人の影響でやれることが減ったぜ。となり苦しい状況になるかもしれませんが…
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