スタッツ

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スターティングメンバー

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前半


整理してきた非保持

仙台は4バックを諦め(ま、左SBがないからね仕方ないね)3バックにしてきた。
この1週間でかなり3バックを整理出来たなという感想であった。
特に非保持は良かった。

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嵌め方は4バックと基本設計は変わらず、長沢はアンカーを消しながらボールホルダーに圧力をかけていく。
シャドウは中に入ってウイングのへのパスコースを消し、捕まえているIHやWBに誘導する。
そして、パスの出し先でボールを奪う設計。
正直これは、渡辺時代の3バックより良かったし、あの時にこの設計が欲しかった。
あれば、もう少し結果が出てたんじゃないかと思う。
なので、実際東京はボールを持っても攻めきれずロストしていた。

保持はイマイチ

しかし、保持はイマイチであった。
スムーズな前進が出来ず苦労していた。
仙台の設計は多分こんな感じで準備していたんじゃないかと予想する。

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たぶん、前プレスで後ろの3-2が嵌められるのは想定済み。
ただし、SBをウイング(シャドウ?)でピン止め。
WBが浮くのでここで時間を作って前進するつもりだったのではないかな。
ただし、現実はこのWBも浮かない。

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WBに対してSBが圧を掛け、ウイングはCBが対応することで仙台に圧を掛けた東京。
これに苦戦。
打開策は逆サイドチェンジで逆の大外に振ることなのだけれど、1度も成功せず。
仙台は同サイドアタックしかなかったので守られてしまった。

トランジション時のCB-DH間の管理

それと、仙台が悪かったのはトランジション(保持から非保持に切り替わる局面)である。
特に東京の3トップは前に残るのでCBがラインを上げ切れなくDH-CB間が開くケースが多い。

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なので、中盤で引っかかると一気に前3人の能力でカウンターを仕掛ける。
12分の得点の場面もそうであった。
ファールで止めたもののクイックスタートでスピードを殺さずフィニッシュまで。
この辺りはFC東京の武器なのであろう。

それ以外にもカウンターを仕掛ける。やはり、この3人の前残りは仙台にとっては脅威であったと思う。

後半


ギアを上げる東京

前半はサクッと先制した東京。何となく前半でゲームを決められそうな雰囲気もあったのものの仙台の守備が嵌り流れを維持出来なかった。
なので、東京は後半の立ち上がりにギアを上げてゲームを終わらせにかかる。

特徴的だったのは、SBが非常に高い位置を取ったのと前半は前に残っていた3トップがプレスバックをかけ、ボランチの自由を奪い始めたことであった。
これで、ハーフコートゲームになるが、東京のシュートが枠に飛ばないので仙台としては助かったし東京としてはここで得点を取れなかった事がゲームを難しくした。

前プレス回避の4バック化

開始10分間はハーフコートゲームになった。
ところで、仙台は1つ変化を見せる(前半も少しやっていたのだが)

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平岡が大外に開いて時間を作る。
この形が4バックのようにも見える。仕込んだ手なのか、選手の独断なのか。微妙なところであったが、平岡が大外に出たときに捕まえるのを苦労する東京。
そして、この手に対抗することなく体力的に限界を迎え前プレスが出来なくなり仙台がボールを持つ展開になる。

3-1-4-2にしてみたが…

仙台は兵藤、ゲデス、道渕を投入して、3-1-4-2にして攻撃の強度を上げて疲労の色が濃くなった東京に対してボールを持って攻める。
しかし、引いた相手に対してシンプルなクロスか、関口が個人で打開する方法しかなく決定機を作れない。

そういう意味では3人目、4人目の動きが中々連動しない。それが木山さん仙台の課題。
ここが解消すれば、もう少し結果は出てくると思う。
そして、この時間帯は仙台が決定機を作るより前の能力のパワーでなんとかしちゃう東京の方が決定機により近づいたのは悲しい事実。

最後は永井が走りまくり仙台のビルドアップを阻害し最後まで1点を守り切り東京の勝利となった。

最後に

まずは、この戦いは継続じゃない。勝ち点を取りに行っ戦いだと試合直後にツイッターで言ったのは間違いであった。
これは継続であり、現状の最適解であると思う。
もちろん、5バックになるので後ろに重くなっちゃうのはデメリットなのだけれど、
サイドバックの数が少ないので仕方ない選択だった。と思う(柳も契約上出れなかったし)
久しぶりに1週間空いたので3バックでも4バックと同じような嵌め方を落とし込めたのは大きい。
が、やはりボールを持った時に同サイドアタックしかなくそこからラスト30mは個人で頑張るしかない現状はやはりキツイ。
もう少し何かがあれば勝てるようになるのだが…

ここに蜂須賀がいれば逆サイドチェンジがあるのでもう少し楽になるが…
というところが、現状だと思う。
ただ、4バック時代サイドバックで苦労していたので3バックでほぼ同じ状態出来たのは前進と考えたい。


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