スタッツ

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スターティングメンバー

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最初に

まずうんぬんかんぬん能書きを垂れる前に、
前節の記事で
「あのデュエルの弱さじゃ勝てるものも勝てなくなる」
と書いた。
まさにそれを証明したゲームだったのでは無いか。
すべての失点が軽いのである。崩されてないのに失点していて戦えてない選手がいたように思える。
全員戦えてないとは言わないけども。
ベガルタ仙台というチームはそういう選手がいた時点で勝率は低くなる。
松下の24分のボールを残す場面とか全身全霊プレイしてくれる選手もいるわけだから余計に歯がゆい。
戦術的にも勝っていたとは言わない。6:4で湘南が有利だったようには思う。
だけど、それは少し我慢出来れば勝利に導ける差であり、鳥栖戦と比べるとその差は明らかに少なかった
だが、3失点し勝負にならなかった。
最後のインタビューでの「切り替えたつもりなんでしょうね」というテグさんの言葉が重く引っかかっている。
ようするに、全然甘いよということ。
戦えてないよ。というのを指摘されているわけだ。
それをメディアを通して。自分の事だと該当選手はわかっていると思う、悔しいだろう。
俺だって悔しいから。だから、反骨心を期待している。

前半


3バックでボールを運ぶ

さて、そのうんぬんかんぬんのお話。
仙台は3バック。それでボールを運ぶんだぜ!という意思。

安定してボールを運べる。それは去年無かった後継でよしよし。と思った。
でも、本当にいいのか。という話。
見直すと1列目突破に人を使いすぎてゴールを奪う最終ライン突破に使える人がほとんど残っていないかったのが事実だった。

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図のようにアピや平岡から前進は出来るのだが、1列目突破した後に2列目そして最終列を突破するのに皆川しか残っていない状況になっており、
2列目を超えられず後ろに下げたたる場面が多かった。

ただ、それでも2列目や最終ライン突破したのは、

TACTICALista_20213162340 (1)

のように左は石原が開いて、真瀬が中に入ってギャップを生んで崩しかけたり
皆川が下がって、石原真瀬がぐるぐるしてギャップを生んで、、、
みたいな感じは少ないながらも見られた。
問題は左。
秋山がピン止めしてから動けず、氣田が2列目/最終ライン突破を個人技で突破するしかなかったので辛かった。

給水タイム後の湘南の対応でノッキング

給水タイム後は湘南が3トップ気味にして3バックに数合わせの前プレスに変更する。
このことで仙台は前進出来なくなった。
切ない。
こうなった時に上原が落ちて4バックでビルドアップ。
とかできるようになると良いのだけれどまだそれは出来ず。
1列目突破は安定していたのも突破出来ずノッキングしてリズムを失ってしまった。

後半


アピの大外で前進は諸刃の剣

前半は数合わせの前プレスで沈黙した仙台。
ハーフタイムの策はアピが大外に配置し、そこまで誰もこれないからフリーで持てるので
前進出来るぜ!!
という仕組みだった。

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実際仙台は1列目を突破出来、クロスを送るシーンやまぐれだけれども51分のアピの超絶スルーパスから皆川が抜け出したシーン。
あれも、この大外だとフリーだぜ!という大作戦であった。
あれが決まっていればゲームは違う方向に言ったのに…そうはならなかった。
そして、メリットを活かせないとデメリットを顔出す。
直後だった。
アピが奪われてカウンターを食らう。
この作戦3バック全体が右側にスライドしている。なので、逆サイドの名古を攻守にフリーにする。
仙台保持の時にフリーにして前プレス空転させるのは良いけど、ひっくり返ると誰も見ていない状態が生まれる。
そこから飛び出されての失点だった。

ま、アピも吉野も寄せきれてなく甘いんだけどね。

4バックでの保持で反撃

そこから、ガクっときて続いて3失点を喫した。
ただ、そのあとに開き直れて1点返し3-1に。

そして、73分から仙台は4バックにする。
これで再び仙台は主導権を握る事が成功。

まーアピ大外大作戦とほぼ一緒。
大外フリーになるのが湘南の構造なので、4バックにした方がバランスいいだろう。と
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そして、蜂須賀はさすがだった。
思い返せば去年仙台のトレント・アレクサンダー・アーノルドとか言って盛り上がっていた。
それを思い出した。
蜂須賀が強いのは逆サイドにも展開できるという点。
同列アタックもあるし、逆サイドにも展開できる。なのでバリエーションは広がっていた。

それと、最終ラインのバランスをとる石原。
もちろんサイドバックとしてビルドアップもできるし、蜂須賀が運んで1列上がったら中に絞って3バック化してトランジションの対策が出来る。
なので、2失点のような事象も起こらない。素晴らしい。
これも去年の残り香。
なので、4バックの方がバランス良かった気がする。

最後に

まー最初に言いたいことは書いたので最後に書くことはあまりない。

強度が上がらなかったのがすべてだと思う。
戦術的にはそこまで差があったとは思わない。
主導権を握る事も出来る場面もあったし、主導権を握られた時には失点していないし。
失点は突然。なんでもないのに失点しているというのが辛い。
このあたり改善できないと勝ち負けなんて争えないね。というのは鳥栖戦と同じ感想だ。

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