- 1.スタッツ
- 2.スターティングメンバー
- 3.初めに
- 4.前半
- 4-1.5バックの理由とその効果
- 4-2.ボール保持について
- 4-3.失点についてお話
- 5.後半
- 5-1.後半の入り方
- 5-2.2トップにして圧力をましたい仙台
- 5-3.
- 6.まとめ
- 7.ハイライト
■ 目次
スタッツ
スターティングメンバー
はじめに
今回もうんぬんかんぬん能書きの前にまず言っておきたい事がある。
前回
「あのデュエルの弱さじゃ勝てるものも勝てなくなる」
と書いた。
そして鳥栖戦、湘南戦の敗因だった。
それを改善させないと勝ち負けなんて争えない。
だから、この試合何より強度を上げる事が重要だった。
この試合5枚のイエローカード。ファールが16だった。
これは今シーズンともに最多。
ファールが良いとは言わないけれど、それでもデュエルには負けない!という意識が生まれた結果だったかなと思っている。
ただ、ファールになるのはアプローチが遅れていて、仕組みや組織が作り切れてなくて遅れるからファールになってしまう。
という事。
嵌めどころが整理出来ていないから判断がズレ遅れる。だからファールになる。みたいな。
そのあたりのうんぬんかんぬんな能書きをはじめましょう。
前半
5バックの理由とその効果
この試合湘南戦と同じように5バックだった。
湘南戦は相手のシステムに合わせただけかと思ったが4バック相手にも3バックを継続したのは少し驚きだった。
ただ、これは状況を考えると正しい選択だったと思う。
もちろん理想は4バックだと思うのだけれども、
今4バック時に4-4のブロックを作った時に耐えられる強度がCB2枚にあるか。というと難しいのかもしれない。
去年の前半もそのCBの強度で苦しんだが同じようになる。
平岡-シマオのみそれを解決できるかもしれない。
ただし、平岡-シマオ(そしてGKがクバ)だとボールを運べない。
ボールを運ぶには吉野かアピが必要になるのだが、強度と共存が難しい
なので、3バックにして、強度とボール運ぶ事を両立しようとした。ということ。
もちろん、デメリットもある。
それは、5-4-1だと後ろに重くなりすぎてしまうことだけれども、
今の仙台は前プレスは無いし、この最終ライン3人+2ボランチならばある程度ボールを前進出来るので
それほどデメリットにはならないのかもしれない。
ということで、3バックを選択だった。
ボール保持について
東京の前プレスが緩いのでボールをを持てる仙台。
平岡と吉野から前進できたのだけれども、
最後のところをどうやって崩すか。ペナの中に入るのかが課題。
ただ、湘南戦と違うのはシャドウの氣田、マルティノスが結構自由に動けていて同サイドに二人いる事もありそこからペナ角取れるシーンもあって
湘南戦より少し前進できたのかなと思う。
湘南戦はシャドウが下がりすぎたけど、この日はそこまで下がってこない。この辺りは修正出来ていた。
失点についてお話
で、失点のお話にですけど、まずは1点目は広島戦の失点と同じ状況。
ボランチがIHに食いつきすぎて空いたスペースを使われた。
フリーになりがちなアンカー森重。
そして、一列下がってビルドアップを助ける三田。
彼らに対して松下が食いつきすぎて、CB前のスペースが出来るケースが失点シーン以外にも何度かあった。
この時ボランチが前に行かずにスペースを埋めるのか
それともボランチが前に出たら連動してCBが前に出てスペースを埋めるのかは統一したい。
ここが、どうしても空いてしまうケースが見える。
2失点目は吉野とシマオが二人とも単発で行き過ぎたため。
カバーが間に合わなかった。
現状個人の能力でカバーをしてくれるのが平岡だけなのでどうしてもこうなってしまう。
この辺りもこれから整理出来るかだと思う。
後半
後半の入り方
3バックに対して東京は3トップなのだから、噛み合う。
ということで、後半の入り方からは人基準の前プレスを開始。
これで、仙台はボールを持てなくなる時間が続く。
ただし、今年の東京はこの時間を長く続けられない。
仙台が綱渡りながら10分耐えると東京は再び撤退し前半の構図に戻る。
2トップにして圧力をましたい仙台
72分にシマオを外して赤﨑を投入して4-4-2に変更して前の圧力を出したかった。
CBにはボールを運べないシマオを外し、平岡と吉野を残す。ことからもそれがうかがえる。
ただし、うまくいかなかった。
ボランチがIHで見られたこと。
そして、アダイウトンから永井に変わった事で真瀬がしっかりとケアされてしまった事が要因。
そして、真瀬が怪我し、アピに変わったのだが自分の持ち味を出せぬまま終わったのも痛かった。
最後に奪ってCKから決定機を作るものの無情にもライン上でディエゴ・オリベイラにクリアされ
4連敗となった。
最後に
まー4連敗ってキッツいけど、今後仙台がずっとJ1に踏みとどまるならば結構あるんだろうな。
と思っていてこの4連敗でも課題に対しての正しい評価をするのが大事なのだろうなと思っている。
そして、この4連敗はどうだろうか。
冒頭でも言ったけどやはり4連敗になった理由は
鳥栖戦、湘南戦の出来が悪すぎた。勝負になるレベルじゃなかったのがすべて。
この試合は今出来る事をやったのかなと思う。
ようやく、組織や仕組みの話に移れる。みたいな。
で、書いたように課題はある。もう少し組織や仕組みを作らないと安定して勝てない。
でも、ここ2戦はその前の話だった。あれではどこにも勝てない。
今日の内容なら勝てるチームもあるかもしれない。ということで、一歩前進。
レベルが低いが一歩前進。
でも、仙台は戦力的に厳しいJ1では後ろの方。
だから、もっと組織や仕組みを強固にしないと安定して勝てないね。
ってのがこの試合から感じた事。
でも、やっと前進した。大丈夫。勝利は近いんだと思う。
兎に角このチームはホームで1勝することが優先。それでケチェドバになるんじゃないかと思っている。
共に戦おうじゃないか。まだ折れるには早すぎる。
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