だいぶ時間が過ぎちゃった…
ようやくガンバ戦。
まぁーサクサク行きましょー。

ガンバ大阪について

現状

マテウス加入。スタメンが決まってだいぶ勝ち点を稼げるターンに入ったガンバ。
ホームで連勝継続なるか。

スターティングメンバー

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鳥栖戦と変わらないスターティングメンバーでした。これがファーストチョイスということか。

ベガルタ仙台について

現状

連戦になって勝てていない仙台。
川崎戦から4戦勝ちなし(2分2敗)
とはいえ、自分たちのやりたい事はある程度表現はできているので、あまり気にする必要は無いかなぁと。 

スターティングメンバー

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連戦の中で奥埜が復帰後即スタメン。
それに伴い板倉が久しぶりにDFに。
そして、相手が4231なので343となった。

前半

仙台対策してないガンバ

今年は仙台対策されたケースが多くなかなか簡単にはやらせてくれない。
しかし、ガンバはチームで仙台対策を仕込んでいるようには見えなかった。
ガンバは立ち上がり仙台を前から嵌めようとするが、シャドウのところが空いてしまい、シャドウに対して楔のパスを入れられ前プレスを回避されてしまい前から嵌められず。
さらにシャドウの周りが空くのでそこからミドルシュートを放ちガンバのゴールを脅かした。

ガンバの撤退守備

前プレスが嵌まらず仙台に決定機を作られたガンバは前プレスを諦め撤退守備に切り替える。このときチームの狙いというより個々の判断だと考えるが、4バックを真ん中で圧縮し、大外を開けるような守り方で仙台のシャドウにスペースを与えないようにしていた。

仙台の拙攻

この状態になったガンバだが、仙台は決定機を作れなかった。
それどころか、ペナ内でシュートを打てなかった。
圧縮し真ん中3レーンを埋めるガンバに対して仙台は無理にシャドウやトップのところで起点を作ろうとし、空いてる大外を有効に使えなかったためである。

ガンバの攻撃について

ガンバの前半の攻撃は、マテウスが馬力でボールを運びあとは個人の能力で打開するだった。仙台は守備時は541で守れているので決定機はなかった。
唯一の決定機はセットプレーから三浦が合わせたシーンのみだった。

後半

前半の問題を修正する仙台

ハーフタイムで整理した仙台は後半大外を使い始める。
46分蜂須賀のクロスからチャンスを作り
47分には板倉がハーフスペースからクロスを送り左右からクロスをあげることに成功。
また、大外〜大外への展開など前半より幅を使った攻撃が見られるようになる。

また、この時間帯板倉が高い位置をとりそこから展開し相手を押し込む事に成功する

さらに奥埜がようやくエンジンがかかりはじめ前プレスや前でボールを受けるシーンが多くなる。
これらの要素から、前半のボールは保持出来るがシュート打てない状態を脱して決定機を作り始めた。

ガンバの狙いと得点

後半ガンバの狙いはロングカウンターとオジェソクが下がり米倉がSBとなった右サイドからの攻撃だった。

このロングカウンター、レシバー役になるファンウィジョンは天下一品で、ほとんどのボールを収めシュートまで持っていった。

さて、得点の場面は
ロングカウンターと右サイドの2つのキーが噛み合った得点だった。

ガンバのゴールキックから始まったプレーだったが
ジョンヤが跳ね返し野津田が拾い石原に 当てる。石原が収めた時に攻撃のスイッチが入り攻撃時のポジショニングとなるが、石原のポストを受けた野津田のラストパスがズレてしまいトランジションが発生。
このとき、攻撃のスイッチを入れた仙台は守備のポジションが崩れてしまっていた。
さらに、悪化させたのがガンバの右サイドにいた遠藤に対して奥埜が圧力にかけに行ってしまった事だった。
これで真ん中にいるべき選手がいなくなり、1番危険なところが空いてしまった。
そこを今野と倉田に使われての失点となった。
もちろん、ジョンヤがマーカーを捨て、真ん中を閉じる事も可能だったとは思う。
しかし、彼はまだ戦術の理解度や連携の部分が足りず平岡のように自由に動けないためなかなか難しいところだったと思う。

失点しても変わらず攻める仙台

慌てることなくいつもどおり攻める仙台は、
68分に富田に変えて中野を投入。
また、リャンと関口を同時投入し圧力を強めるが決定機は作るがゴールを揺らせず。
ガンバはロングカウンターからファンウィジョンという展開を何度も作るが決めきれず。結局1-0での敗戦となった。

最後に

これで5戦勝ちなしとなった仙台だが、あまり心配しなくても良いと思っている。
この日も決定機や仙台が狙っている形を作ってはいるためだ。
最後のところでミスやズレが出て決めきれなかっただけで、大枠が壊れているわけでは無いので問題ない。むしろ、考えすぎてドツボにハマる方が怖い。

ただ、1つ整理すべき事

1つだけ。今年の仙台は去年のように好き勝手やりたい放題というケースがかなり少なくなっている。
それに伴い、相手最終ラインでの立ち位置優位だけでは無く中盤で立ち位置優位を作っている。
なので、シャドウも去年のようにペナ中に入るケースが少なくなっているように思う。
特に野津田はIHやCHなど一列下がっているポジションとタスクをこなしているため、シャドウ時にもペナ中に侵入してシュートを打つシーンをが去年より少ない。
野津田には去年のように石原を追い越しゴールにせまるような動きを期待したい。
このフィニッシュの動きが増えれば点は増えてくるんじゃないかと思う。
そこだけ整理してもらえば問題無い。
(湘南戦後に書いてるので大声で言えない部分もあるけど笑)