今年の順位予想したけど去年どうだったのよ。というお話がありまして、どうせなら反省会でもしてみましょう。
正解数は0ということで、1つもあたっておりません。
ニアピンの±1が
- 鹿島
- 新潟
- 甲府
の3チーム。
逆に±5以上なのが、
- C大阪
- 柏
- 磐田
- 鳥栖
- 神戸
- 東京
- 大宮
の7チームもあり無能感漂います。
簡単に個々を振り返って見ましょう
1位川崎(予想:4位)
監督交代後1年目ということで4位以上の成績は与えられなかったです。
鬼木さんでも問題ないとは思ってましたが1年目から優勝しちゃうとは思いませんでした。
鬼木さんの良いところは守備を仕込めることですよね。
16年シーズンからゾーン守備を仕込んでるなとは思ったのですが鬼木さんの仕事だったんですよね。17年シーズンの川崎、そして、風間さんの名古屋を見て確信しました。
2位鹿島(予想:1位)
石井さんを解任させたいというのが燻最後まで響いたように感じています。元から解任させたい空気が出でしたが、逆転でのJ1優勝からクラブワールドカップでの大躍進で解任出来なくなってしまったわけです。
17年のACL敗退を理由に監督交代に持っていったわけですが、
大岩さんに代わって大きく戦術を変えたわけではなく、石井さんの時より戦術の幅が狭まった感があります。
それが最後勝てなかった理由かなと思います。
3位C大阪(予想:12位)
昇格プレイオフ枠で12位はこれ以上出来ない最高評価のつもりでした。
それを余裕で超す3位はちょっと予想することは無理でしたね。
選手に自由を与える大熊さんから規律を重心するユンジョンファンになって選手の反発とかどうかな。と思いましたが全くそんな心配はいりませんでした。
戦術も鳥栖時代より磨かれていて4-4-2のライプツィヒっぽい圧縮守備からポジティブトランジションで優位に攻める方法はJリーグではとても新鮮でした。
4位柏(予想:11位)
この順位はちばぎんカップ見たあとにつけた順位でブラジル人3トップで殴るというのが非常にバランス悪くここまで高い順位を予想できませんでした。
シーズン中に良く修正したと思います。
中川が前で頑張ったり、両サイド伊藤、ハモンからのクロスなど段々に良くなってきて気がつけば4位のACL争いまで言ったのは流石でしたね。
5位横浜FM(予想:2位)
中村の放出で色んな騒ぎになった横浜。
でも、このチームは一定の基準で選手を評価してるため問題ないし、むしろ中村の扱いに困ってた部分があっていない方が良くなるんじゃないかなぁと思っての2位でした。
ほぼほぼ予想通りで個人的には満足してます。
ただ、やっぱりプランBを仕込め好なかった事が響いて上位進出ができなかったですね。
6位磐田(予想:15位)
中村が入ったのは攻撃には良い影響はあると思いましたが守備の部分でデメリットが多くそこがどうしても足を引っ張るような気がしてました。
しかし、ムサエフが凄くいい選手でそのデメリットを打ち消す活躍ぶりでした。
ムサエフと組んで川辺も凄く伸びました。
その強力なダブルボランチに支えられ中村が自由に攻撃に専念できたのがこの順位までこれた要因だと思います。
お見事でした。
7位浦和(予想:5位)
16シーズン年間1位もレギュレーションで2位だったわけですが段々ミシャ式に陰りが見えてきた感じがなんとなくしてました。
しかし、正直ここまで崩れるとは思ってませんでしたが…
ミシャ式終焉後、堀さんが4-1-4-1にしてシンプルな可変無しのシステムで立て直しには成功。
褒められた戦い方では無かったですが武藤や長澤など戦える選手を多く起用し泥臭く戦いアジアの頂点にたったのはお見事でした。
8位鳥栖(予想:13位)
フィッカデンティ二年目でしたが凄くフィッカデンティっぽいチームになってきました。
前の運動量を強化したかったのか、豊田を外し田川を起用したのは驚きでした。
最初の頃はいまいち良さが分からず豊田の方がはっきりして選手もやりやすそうでしたが、徐々に豊田よりも裏へ抜ける動きなどが出てきてその理由がはっきりしましたね。
9位神戸(予想:3位)
レアンドロが開幕直後に長期離脱して歯車が狂っちゃいましたね。
得点が取れなくなり、チームのバランスが崩れ最後はネルシーニョ解任に繫がってしましまた。
吉田監督後もなかなか厳しい戦いでしたね。
サッカーの難しさですよね。
あのレアンドロの怪我さえなければ…という感じでした。
10位G大阪(予想:8位)
『壊れてしまった』
という感じ。
まぁーなんとなく今年が長谷川健太最後の年でクラブとしては来年のプランがあるような雰囲気でした。
なので、難しいシーズンになる予想でしたがそのとおりで、長谷川健太退任発表後は全く勝てずでした。
戦術的な問題というよりモチベーションがどこにあるのか。目指すものは何なのか。というのが明確にならなかったということだと思います。
11位札幌(予想:14位)
序盤は苦戦しましたが夏にボスロイド加入後
はボスロイド大作戦であれよあれよ連勝。
ボスロイドは結局14戦10発(ラスト6戦8発)のチーム得点王
その力を借りて最終盤いっきにまくって気がつけば11位フィニッシュ。
ほんとボスロイドの加入は大きかったですね。
12位仙台(予想:9位)
かなり時間はかかりましたが、ピッチを広く使って相手を動かす戦い方を夏頃から出来るようになりました。
ただ、夏以降は最後決めるところの力不足が響いた印象で、内容で圧倒してるのに引き分けとか逆転負けとか結果に繋がらなかったのがこの順位だった感じですかね。
そこをもう少しなんとかしていれば1桁順位はあったと思います。
それでも良くやった方ではないですかね。
13位東京(予想:6位)
見直した時になんで東京をこんなに高い順にしたのかわからないのですが、
やっぱり得点王を並べてもチームとして戦術やビジョンがなければ厳しいよね。
というシーズンでしたね。
個人個人は力があるのでこの順位でしたが、良いゲームがあったかというと全くそんなことはなくただただ切ないシーズンだったように思います。
14位清水(予想:16位)
小林さんは戦術的にだいぶキツい時代になったのかなという印象。
4-4の撤退守備だと攻撃に行くのにも2トップにかなり負担がかかりますし、そこでなんとか出来ないと守備一辺倒になってしまいます。
また、セレッソ大阪や仙台、ミシャ式と4-4の撤退守備で守りきれる時代では無いのでしょうね。
それでも残留出来たということで、ノルマは達成ということですかね。
15位広島(予想:7位)
ミシャ式の終わりは見えてきたのは浦和でも書いた事ですが、広島の方が撤退守備をするのでトランジション時に前線の能力に頼る仕組みだったのでそこがうまく行かないと浦和より先に崩れるのかなとは思ってましたがここまでとは。
ミシャ式終焉からはヨンソンが就任し全く違う4-2-3-1を仕込み良くこのメンバーで機能させたと思います。
それができてなかったら降格していました。
16位甲府(予想:17位)
ついに力尽きました。というのが正直な感想ですかね。5-4-1で撤退守備から前のブラジル人で奪い切る戦い方でJ1を勝ち取り続けましたが、ウイルソンが1点しか取れないのがすべてでした。
このやり方で1点というのはどうしようも無かったと思います。
クラブとしても達磨さんとしても
このやり方とは別にビルドアップを仕込みたくトライしてたのですが形にはなかなかならず。
17位新潟(予想:18位)
Wシウバの放出。
長野で結果を出せなかった文丈さん。
ということで正直残留は難しいとは思いました。
文丈さんどうのこうのというよりも柱が居なくなった事の方が大きかったような気もします。単純にJ1で戦える選手の質を出せなかったかなと。
それは、ロペスになっても同じでした。
最後の方になるまでどう戦うかはっきり出来なかったように思えます。
最後はホニ中心にカウンターで点をとれるようになりようやく戦い方が定まったところでは既にもう崖っぷち。
なんとか勝ち続け最下位は逃れましたがとき既に遅しでした。
18位大宮(予想:8位)
予想外の最下位。降格。
16シーズンは大躍進でしたが家長が川崎に抜かれ、大前を獲得しましたがタイプが違うため攻撃はイチからやりなおしで16シーズンのような快進撃は厳しいとは思いましたが、
まさかここまで勝てないとは思いませんでした。
戦術兵器を引き抜かれる難しさですよね。
広島もそうでしたが、個人の能力に頼ると抜かれた時に継続出来ず崩れていく。
広島は立て直しに成功しましたが大宮は最終的に守備のバランスまで崩れ、シーズン途中にブラジル人を補強しますが、焼け石に水。
一度崩れたバランスを取り戻せませんでした。
★最後に…
予想以上にあたってなくて笑いました。
あと、こうやって振り返ると各チーム意外と見てないなぁというのが際立つ。
かなりアバウトだなぁ。と思います。
お遊びなのでいいのですが、やっぱり悔しいとか雑だなあーと思います。
今年はもう少し頑張ります(今のところね)