カテゴリ:Jリーグ > サガン鳥栖



スタッツ

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前半


鳥栖の嵌め技に無策だった仙台

まず、鳥栖に関してだけれども凄く特殊なチームだ。ということを考慮しなければならない。
浦和戦。4-4-2で保持する相手に6トップ化とマンツーマンで浦和の保持を破壊したのである。
それを考慮したときに仙台の作戦は正しかったのか。ということを考えなければならない。

仙台はこの特化した鳥栖に対して保持する普通の選択にしてしまった。
たぶんこれが悪手だったと思う。

実際に6トップ化からクロスを両サイドからフリーで入れられ苦労した。

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また跳ね返しても、プレスバックと後ろに残っている仙頭&松岡で圧をかける。
切り替わったらマンツーマンになって即奪取をされてしまった。

失点は防げたもの

まーそういう感じで仕組むや戦略で負けているのだけど、それ以上に印象が悪いのは失点の仕方。
1失点目はエドゥアルドをフリーにしすぎてしまってあの位置なのにプレッシャーかけられず、フリーで縦に入れさせてしまっている。

2失点目もCKから掻き出せなかったし、3失点目も疑似カウンターだったけど、最終的にはカバーも間に合っていたので平岡がもう少し寄せられなかったか。
とか、そういう個人の対応。
細部だけどそこが足りなかったようにも思える。
なので、仕組みにも差があったけれど、前半3失点明らかに軽い失点だったと思う。
個人の強度や甘さが出たと思う。そこは残念。
仕組みで負けるなら仕方ないけれども、こういうところで負けてしまったら勝てる試合も勝てなくなる。
ここはすぐ直せるはずである。いや、直さないとどこにも勝てない。直してからようやく話が始まるのだと思う。
ここは凄く残念なところだった。


保持はそこそこいけそうな気配あり

保持はそこそこ良かったのでは無いかと思ったりもする。
実はこのやり方を選択したときにもっと惨殺されるかと思った今の段階の保持だと相当鳥栖に勝つのが難しいと思っていた。
だけれども、意外と前進できた。

いや、前進した後にどうやってゴールまで繋げるのか。はまだまだなんだけれども、それでも前へ運べたのは良かったと思う。
そんなん評価の壁低いじゃねーかと言われそうだけれども、大きな一歩なんだと思う。俺は。

ゴールまで繋げるという部分では本来ならば蜂須賀のクロスが一番破壊力があるんだけれども、
仙台は保持時に蜂須賀が3バックの一角に入るから蜂須賀がクロス上げられる高い位置まで取れない。
というのが噛み合わない。
蜂須賀が二人欲しくなる。コンバートの難しさ。

とはいえ、真瀬も裏を取るという意味では悪くなかった。というか唯一の攻め手を演出したひとりであった。
松下のパスからSBの裏を取って真瀬がペナ角侵入。というのが唯一の得点の匂いがした攻撃だったかな。

8年前は保持は全然ダメだったテグさんの成長を感じるシーン。
もう少し整理出来れば得点は容易に生まれるはず。


あと、前半終了間際にもらったPKすら決められないという最悪な流れNot Senda'si Day'sと割り切るしかない。
でも、その流れは自分たちが作った。という感じ。
そういう失点の仕方だったからね。

後半


5バックの意図とは?

・5バックの意図とは?
で、0-3なのに後半5バックに以降。
これは対6トップにあった。6トップで両サイド広くとって、中央間を取りにくるなら人で5レーン取ってしまえば対応できるでしょう。
という策。
まー鳥栖に勝つには正直これしかなかったと思う。

そして、前プレスもミラーっぽくしたので人を見る形で圧力がかかる。

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これで、仙台のターンを作ったのだが、、、、

それでも失点してまうのがチームの実力差

その仙台を上回るのが今の鳥栖。
強い。

蜂須賀を前プレスを上手く利用。マルティノスがサボってズレたところから展開されクロスから失点。

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これは仙台がサボったのもあるけど、これを実行できる鳥栖も凄いなーと感心。
ただただ、関心。一発で息を仕留められた。

そして、最後にもケーキにイチゴを乗っけられるカウンターを食らい0-5での大敗。
2試合連続の5失点は痛恨の連敗。無念。


最後に

まー終わったことだけれども、
まず、前半の失点の緩さは認められない。
確かに仕組みや戦略では負けてた。でも、たとえ仕組み、戦略で対等に勝ててもあのデュエルの弱さじゃ勝てるものも勝てなくなる。
この文章を書きながら、2011年のリーグ再開川崎戦を見てるのだが、やはり戦う。1vs1を負けないっていうことを徹底的にやっている。
そこは大きく違う。
ベガルタ仙台はのベースはそこだと思う。そこを忘れた仙台はたぶんJ1には入れない。そんなに甘いリーグじゃない。
ここは個人の問題だから。
戦術とか戦略とか完成度以前のお話だから。はっきりと言っておく。

もうひとつ。
これは手倉森さんに向けて
時間が無いのはわかる。それでも、4-4-2で倒すのは無謀というかあまりにも無策だった。
鳥栖の土俵で戦いすぎたt。
それは、浦和戦見れば気が付く事なのに、、、と思っている。
おれは気が付いた

勝負がほぼ決した後に5-4-1で後ろに重くしたのは遅すぎるという気もする。
どんなに遅くても給水タイムでの変化であるべき。

という理想論。
でも、そこまで言ってもまだまだ若いチームだからそこまで求めるのは難しいのだろうけど。。。

あと、鳥栖。
めっちゃ良いチーム。戦術強度も滅茶苦茶に高くて多分普通に強い3連勝。無失点もたまたまじゃない。
ただ、このやり方は結構ピーキーだから土俵に乗らないチーム。
名古屋やロティーナの清水あたりとやった時にどうなるか。
そして、マンツーマンで走るのがベースになるので連戦になった時に強度がどうなるか。
夏になって走れないときにどうなるか。
は興味が深いかなと思う。
凄く良いチームだった。

1-5,0-5とサッカーにならなかった仙台だがちょっと相手が悪いっつーかなんつーか。
もう少し楽なチームとやりたいぜ。みたいなのはある。
ここに対抗できるほど力はまだない。

ということで相手が悪かったと思って切り替えるしかない。
で、湘南戦。ここは戦争。3節だけど戦争。生きる証明をしなければならない。
この日の前半の強度だったら勝てない。
当たり前の事を当たり前にしないと。まずはそこからだと思う。折れるのはまだ早い。という証明をしてほしい。5


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前半


原川で空転する前プレス

さて、今月2回目の鳥栖戦。
仙台としては、前回ホームで酷いゲームをしたのでアウェイとはいえリベンジしたい。

そして、あの時よりは色々と整理してある程度の自身を持って乗り込んだ。
が、しかし、このゲームもうまく行かない。

それは、前プレスかけたときに原川のところで前プレスを外され、空転していたためである。

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鳥栖は4-4-2 だが、保持時に2-1 + 原川 でビルドアップをする。
この時の原川が仙台は捕まえらずそこからひたすらに前進され決定機を作られた仙台。

また、逆サイドの樋口がアンカー脇まで絞って中央を崩しにかかっていた。

改善策もうまく行かず

そんなこんなで一方的に殴られた仙台。
給水後から、少しやり方を変える。

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CBに行くのはウイングに変更する。
それで、浮く原川には佐々木なり、椎橋で圧を掛けようとする狙いがあったような気がする。
ただ、佐々木や椎橋が原川に圧力かけに行けず、結局フリーで展開されてしまう。

さらに、ウイングが中央に絞った事で大外が空くのだけれど、
それをSBで対応しようとすると距離があって行ってもアフター気味のファールとなってしまった。
これが、パラが退場仕掛けたシーンにも繋がる。
そんなわけで、この改善策もあまりうまく行かなった。

保持はアンカー監視で前詰まる

非保持のところで、うまく行かない仙台だけれども、保持でも上手く行かない。

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鳥栖は非保持も4-4-2 で2トップをアンカーの高さに配置。
そこから、ボールサイドのFWだけがCBに圧力をかけて、1枚はアンカー監視とする守り方であった。

これは今後の課題なのだけれども、こうなるとCBが運ぶしかないのだけれど、なかなかCBが運べないので、最終ライン間でのパス回しに終始し、
圧に屈してアバウトなロングボールを蹴り相手へ渡す。
そんな感じが続き、仙台は前半我慢するしかなかった。

ただし、クバのファインセーブや、オフサイド平岡のゴールラインぎりぎりのクリアに助けられてなんとか0-0で折り返すことが出来たのは幸運だった。

後半


4-4-2で原川を捕まえ空転を防ぐ

さて、前半改善策もうまくいかず、後半どうするか。
というところで、仙台は4-4-2で対抗する。

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ミラーゲームにし、DHにはDHという具合に原川を捕まる事に成功。
これで、鳥栖は前半ほど中央を使えず、外外への攻撃へシフトしていく。

また、徐々に鳥栖のロングボールも増えて前半のように仙台がひたすらに押される事は無かった。
ただし、怖いのは仙台が縦に行ったあと奪われてオープンな状態からのカウンターであった。
これは依然として負け筋としては残っていかが最終ラインとクバが適切に対応し堪える仙台。

保持の時は4-1-4-1継続の可変システム

4-4-2のままだと保持した状態がイマイチ。というのは長らく勝てない時期にわかっていた事なので、それを解決するために、保持時は4-1-4-1継続する可変システムであった。

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とはいえ、前半対策されているのでどうにかしないといけない仙台だったけど、
前半とは鳥栖のボールの奪い方が違う。
特に鳥栖がロングボールでボールを失った時には仙台に前プレスがかからず、4-4-2で撤退することになる。

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鳥栖の圧力が無いので仙台はジョンヤを中心にゆっくりとボールを回しサイドチェンジを混ぜながら徐々に相手陣内に侵入しクロスを入れるシーンが多くなっていった。

勝負は復帰組投入が合図

ということで、良い守備が出来、そして、その守備から徐々に良い攻撃の形が見えてきた仙台は、給水明けにゲデス、松下の怪我から復帰してきたコンビを投入。4-4-2 から4-2-3-1への可変システムにし、彼らにすべてを託す。

すると、その采配が的中。78分にクバのロングボールをSBと競り合ったゲデス。
長沢、松下で時間を作りサイドへ展開すると、浜崎が言いクロスを上げて、長沢が頭で合わせて4試合連続ゴールを奪い、遂に仙台が先制する。

残り10分は4-4-2でブロックを作り体を張ってこの1点を守り切り仙台がアウェイの地で4勝目を挙げた。

最後に

ということで、修正して修正して最終的には4-4-2からの可変システムで勝ち切った仙台。
苦しかったあの日々の努力が無駄じゃなくてこうやってチームに戦略の幅を与えている。
という事を証明したゲームだったのだと思う。

そして、良い時には勝てる。でも、こういう悪い試合でも勝てるようになった。
というのも大きな一歩であって、このチームはようやく勝ち点を稼げるフェイズにまで上り詰めたのだなーと感心する。

いや、こんなレベル低いところで関心しちゃだめなんだけれども(苦笑)

そして、怪我人が戻ってきてこの日のように違いを作ってくれる。
残り4試合しかないけれどもそれでも、このチームは上に行ける!という証明をしようじゃないか!!

ハイライト



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前半


この1週間で仕込んだこと

仙台は、柏がCOVID-19の影響で試合感覚が1週間空いた。
これは仙台にとっては天からの恵で、急遽の休みと仕込む時間が出来た。

なので、何を仕込むかが非常に楽しみであった。
そして、仕込んだのは4-4-2からの3-1-4-2の可変システムであったように見えた。


DHの浜崎をサイドに落として、SHを中に絞らせる変化をやっていた。
仙台は椎橋が落ちる事はあったが浜崎が落ちる事は全くなかったのでこれは新しく仕込んだことだと思う。

鳥栖の4-4-2に対して最終ラインで数的確保。
そして、SHがボランチ脇で受け、位置を取る。そこから前進しようぜ!だった。

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ただし、それが選手との理解にずれがあるから切ない。
そのずれがハッキリとわかるのが失点時。

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関口はボランチ脇に留まるわけではなく2トップを追い越そうとする。
(そういえば、何かのインタビューで追い越す動きが少ないって言ってたよな…)
なので、ボールホルダーのゲデスは出すべき場所に人がいない。
出せるのは遠い椎橋のみ。そこに出すものの遠すぎるし2DHに監視されているしで、
そこに通すのは不可能で奪われる。

そして、奪われた時中盤が1枚なので(DHの浜崎は落ちているため)CB-DHとの間に広大なスペースがあり、そこをチアゴに使われ失点。という最悪な結果となった。

木山さんがやろうとしている事はまぁわからなくもない。
でも、それを選手たちにきちんと伝わっていない。
だから、バラバラに見える。悲しいね。

ボランチが前に行けない理由

広島戦の後半もボランチが高い位置で相手を捕まえて奪えるようになってから良くなった。
たぶん、仙台はボランチでボールを奪えるかが勝負なんだと思っている。

ただし、この日はボランチが低い。
それは、SBの裏をケアしようとするためだった。
特に左はパラの裏が空くので、そこをケアしたそうな椎橋。
ただし、そのケアのために中央のスペースを空けるのは本末転倒。
しかし、ここの優先度の整理が出来ていないので、サイドのケアに行ってしまう。

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なので、高い位置でボランチがボールを奪う事なんて出来ないので仙台は奪えず、
ずっと殴られる状況になる。
嗚呼無情。

後半


前プレスから奪ったのに失点

後半は気合を入れて前から嵌めていく。
それは成功し、キックオフ直後からボールを奪ってシュートまで行けるようになる。

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そして、遂に相手のCBから奪ってカウンター。中央で長沢が長い間フリーでそこに出せば決定機、いや同点まで生まれそうな感じすらあったが、誰も出せず。
結局後ろからフォローしたパラが無理やりシュートを打つしかなかった。
これを拾われカウンターを受け、ものの見事に失点。

仙台は前から嵌めていきたいのだと思うので理想に近づければこういう場面は増える。
そのたびに淡泊に失点していら、何のための理想なのだろう。となってしまう。
あそこはカードもらってでもシマオか浜崎が止めないといけない。
そこが緩いから簡単に持って行かれる。そういうところは闘ってほしいと思う。
#もちろん、あの奪い方したのに、きっちりフィニッシュまでもっていけないのもどうなのか。とは思うが

その2点目を決めた本田にさらにケーキにイチゴを乗っけられゲームオーバー。

仙台は2点差になった時点でほとんど死んだ。
最後3バックにしたが、あまり狙いは見えずその後相手自陣に持って行くことが精一杯で
ホームで0-3という完敗であった。

最後に

このチームは壊れている。
ずっといっているが今なお壊れている。治る兆しは全然見えない。

状況はネガティブなものばかりである。木山さんで本当にいいのか。
良いと言える要因がピッチにひとつも落ちてないのが辛い。
そうなると、監督交代も仕方なし。と考える。
その監督交代はしないのか、出来ないのか。
金があればしないと言い切れるが、今の状況だと金がないので解任出来ないとも読み取れちゃうので地獄。

だから、仙台サポはネガる要素ばかりである。
ポジティブな要素がひとつもないから仕方ないのだが…

それでも、サッカーというスポーツは不思議な勝ちは多いスポーツである。
不思議な勝ちをつかむために、今週一週間。たぶん、今年のラストの1週間空きくらいだろう。ここで何を選択するかは非常に重要になる。
ここで、何も作れないとマジで今シーズン終了のお知らせとなってしまう。
そうならないために、奇跡が起こるのを願うばかりである。

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スターティングメンバー

スタメン

前半


トランジションと仙台の狙い

立ち上がりは仙台のペースであった。
というか、鳥栖のネガティブトランジションがひどく整理されていなかったからである。
前半のトランジション
鳥栖は4-4-2だが、狙いは両SHが幅を取って、仙台を5バック化させて押し込みたかったのだと思う。
ただし、うまくいかない。
ネガティブトランジション時に前線に張り付きすぎているために2DHが孤立。
その脇から仙台は悠々と進める事が出来た。
また、鳥栖は人に食いつくので、DH脇に位置したSHにSBが食いつくと、その裏が空く。
とスペースが空く連鎖が起きていたので仙台がゲームを支配する事になる。

鳥栖の撤退守備

また、撤退守備時にも人に食いつく修正を持っていそうな鳥栖だった。
チームとしての設計は4バックで中央3レーン閉鎖したいような雰囲気があるが、人に食いついてしまうため、3レーン封鎖できず、どこかが空いてしまう。
撤退守備
なので、仙台は決定機が何度も作れた。先制点もペナ内のハーフスペースでドフリーであったのはそのためである。

鳥栖の修正と仙台の問題

さて、必然の先制点を入れた仙台は、前半で勝負を決めたかった。
しかし、鳥栖が少し修正を入れる。
失点後の修正

左サイドの金森をネガトラ対策要員として下げて、不格好な4-3-3になる鳥栖。
さて、右のアンを高い位置を取らせ続けたのは、やはり仙台の左サイド5バック化する守備が狙いだと思う。
が、これも結局は同じで、左のDH脇から侵入できる。
はずだったのだが、ジャメが位置をとれない。高い位置をとり、最初からハーフスペースに居てしまう。
なので、スペースを使いたいのだが、もう捕まっている。なので、左は死んでしまった。
右の道渕はそういうところを位置取れるのだが、修正されてしまった。
なので、後半は1点以上は取れない。
勝負は後半へ。という感じになってしまった。

後半


4-3-3で整理する鳥栖

それでも、仙台は位置の取り方を修正すれば問題ないと思っていた。
ただ、想像以上に鳥栖の4-3-3が良かった。
後半

さて、4-3-3の狙いだが、ウイングは前半と同じように幅を取る。
IHがハーフスペース突撃。これで5レーンアタックする。と考えて良さそうであった。
鳥栖の狙い
ただし、実際には、金森はあまりハーフスペース突撃をしなかた。
その分後半から入った小野が位置取りを的確にとっていた。
また、三丸が大外掛けあがったときは、
クエンカが左のハーフスペースに
小野が中央、金崎が右のハーフスペースとズレがきちんと出来ていた。
小野の投入が位置取りはとにかく素敵で僕らが思い出すべきものだったと思う。

禁断の6バックで対応とそのデメリット

さて、そんな4-3-3に押し込まれれる仙台。
仙台はそれに対抗する策は6バックしかなかった。
禁断の6バック化
両SHが最終ラインに入って6-2-2のような立ち位置で守る事が増えた。
確かに守れている。ただ、これで行くとポジティブトランジション時に
2DHと2CFでなんとかしないといけなくなったのだが、この2枚はすでに捕まっている。
なので、トランジションがうまくいかないので、鳥栖は即ボールを回収。
保持→ネガトラ→保持のループを作り、仙台を押し込みハーフコートゲームが完成した。

4-1-3-2での逆転劇

それでも、ぎりぎり守れていた。
ただ、仙台が決壊したのは豊田を入れて2トップにしたところであった。
2トップでレーンを混乱
ポイントは左サイドの三丸がボールを運んだ時に金崎の立ち位置であった。
1トップだと、中央レーンがファーのハーフスペースに位置出来なかったが、
2トップになったことで、中央レーンとニアのハーフスペースに位置。ファーサイドには豊田が待ち受ける。ような位置をとれる。
このニアに金崎を配置する事がこの試合を決定づけた。同点弾はCB-SB間を金崎が潜り込み慌てた松下が倒してPKを得たところだったし、
逆転弾は金井がカオス的に中央にいて、左のハーフスペースにいた金崎がゴールに押し込み逆転した。

さて、逆転されてしまった仙台は前に出ようとするが、良いチャンスは作れず。
このまま1-2の逆転負けとなってしまった。

最後に

「認めない!認めないよ!仙台さん」ってSPWの井戸田さんのキラーワードを言いたくなるような内容だった。
ちなみに、この後に「甘い!あまーいよ小沢さん!!!」でSPWはブレイクするのだが…
そんなことはどうでもいいか。
で、位置が取れなくなっている。取れない理由は色々あったなーと。
前半のジャメもそうだし、後半の6-2-2もその要因だ。
きっと、戦術藩のしろーさんが書いてくれると思うがパスの出し先にも問題があった。
出来た事が自分たち要因で出来てないのは切ない。
ただ、僕はその中でやっぱり弱点である守備の立ち位置が怪しい事が一番の問題だと考えてそこを中心に書いた。
もうばれているし、そこを容赦なく突かれる。
それによって、僕らは立ち位置をとれなくなっている。プロは厳しい。
弱点だけど、何とかなるかな。ほかのバランスは良いし。とか思っていたのは甘かった。
その弱点からバランスは崩されてしまう。なので、僕らはこの5バック化6バック化という弱点を克服しないといけない。
そういう状況に直面しているのだと僕は思っている。
とりあえず、週末はお休みである。一度現実を見て修正していこうじゃないか。
僕は凄く無責任なところで、仙台は修正出来ると確信している。
静岡決戦の連敗後立ち直ったようにまた立ち直れる。そんな気がしているのだ。
いや、気がしているのではない。立ち直れると確信している。その思いはブレる事はない。
きっとその思いは「哲学兵装」と変わるのだ。


スターティングメンバー

スタメン
仙台は1週間まるまる非公開にし、奇襲に近い3-1-4-2に。
常田起用はロングフィードと言い切った。
鳥栖は豊田が外れクエンカを先発。4-4-1-1を選択。

前半


仙台のビルドアップ阻止と先制点

まずは、仙台の守備のお話から。鳥栖のビルドアップに制限をかける事に成功。
といっても、対人意識は強め。でも、鳥栖はポジションチェンジやローテーションが無いので仙台でも対応可能な範囲だった。
ビルドアップ制限

2トップは、CBを無視しボランチ2枚へのパスコースを切る。
クエンカを富田が。CHはIHが見る形。 こうすると鳥栖は中央経由できず、展開は全てSB経由になった。
ただ、このSBにボールが入った時にIHが圧力かけに行ってしまい。中央空けるようなケースはあった。鳥栖は気がつかなかったが…そこはやはり整理が必要だとは思う。
でも、概ね仙台が守れている状況だったと思う。そして、仙台の得点の場面もこの中央閉鎖の状況から、打開のために高橋祐がロングフィード。これがズレてしまったところから生まれた。
得点時
カイナがSBの裏へ走り込むのは仙台の狙いで、高い位置の三丸へのロングフィードが蜂須賀の元に行ってしまったのがすべてだった。仙台としては珍しく守備で嵌めて奪ったゴールだった。しかし、未勝利のチームにとって大きな先制点となった。

3センター気合のスライド

もうひとつ。仙台の守備のお話。
これは3-1-4-2のアンカー脇問題について。これは仙台が3-1-4-2を使った時にずっとついて回るデメリット。アンカー脇のスペースをどう埋めるか。
この日鳥栖はCHを4枚並べてきたので余計にアンカー脇は使いやすい状況に見えた。
しかし、仙台はこれを気合の3枚のスライドで解決。
3CHスライド
ボールサイドヘ3枚が均等な距離でスライドする事によって、アンカー脇を空けなかった。
運動量が必要な選択だったが、兵藤もカイナもよくやってくれたと思う。
ただ、鳥栖がサイドチェンジをした場合に対応できたかは不明だったが、
鳥栖のサイドチェンジは43分の1回しかなかったので問題にならなかった。

ボール保持時の整理整頓

ここまでは守備のお話。
で、ここが多分湘南戦-セレッソ戦からの大きな進歩。ボール保持の整理で、これが良く出来ていた。

仙台の攻撃

鳥栖はマリノス戦同様に4-4-2のブロックを作って中央封鎖を選択
(アンカーへ入るパスコースを潰す)
しかし、この節の仙台は3バックが自らがビルドアップの出口になる事が可能だった。
まずは、常田。彼のロングフィードで高い位置をとったWBにピタリと合わせる事で一気に相手に侵入する。
また、ジョンヤはドリブルで2トップ脇まで運びスイッチの入る縦パスを供給することができ鳥栖の4-4-2のブロックの狙いを無効化出来た事は非常に良かったと思う。
去年からこのCBを無視されるブロックに手こずっていたが、ようやくこの日解決する事が出来た。
また、カイナはハーフスペース&三丸の裏へ飛び出す事が約束事としてあり、
ジャメはポストで受け兵藤に落とし兵藤が前を向いてボールを持てるような状況を作る設計だった。
また、ハモンはCFWで2CBをピン止めする。(時に左ウイング化していたが。)
という感じでセレッソ戦と違い誰も立ち位置被ることなく良い攻撃が出来ていた。

後半


オーバーロード気味なやり方で打開策を見出す鳥栖

前半鳥栖の決定機は左サイドからのクロス及びクエンカが個人技を発揮出来たところから。
なので、それらを活かすために左サイドのオーバーロードを実施してきた。
オーバーロード気味な鳥栖
人を左サイドに集め。このエリアを数的有利で殴ることを決行した。
立ち上がりのチャンスは三丸に対応する選手が足りなくなり、三丸がフリーでクロスを入れられたところからだった。
ただ、これがチームとしての狙いなのか。というと怪しい。単純にクエンカが左ウインガーであり、左による。それをカバーするために高橋義が左でカバーとなっただけなのかもしれない。
また、ライプツィヒや町田のようなこのエリアでトランジションゲームにする意図はなく
ただ、このエリアの数で殴るような設計だったように思える。

質を押し付け陣地回復

左サイドから押し込まれた仙台だが、陣地回復に苦労しなかったのがこの日快勝出来た要因だった。
実は、後半からジャメとハモンの位置を入れ替えている。
仙台のカウンター
入れ替えたのはハモンVSブルシッチで空中戦を制圧するため。
そして、ジャメVS高橋祐にしてスピードで振り切るため。
だったと考える。そして、この二人が2CBに質的有利を押し付けられたのは非常に大きかった。
ハモンは後半安定して起点になる事が出来た。ブルシッチにほぼほぼ競り負けなかったと思う。
追加点もジャメの裏への意識からだった。ジョンヤがスルーパス。それをジャメが抜け出し折り返す。一度は跳ね返るがそこに圧力をかけ相手のミスを誘発。最後は兵藤が押し込んだ。
そんな狙い通りの追加点だったとは思う。

ゲームをクローズする

終盤はシマオを投入。アンカーシマオ。富田をCHに変更。
また、運動量の落ちてきたカイナに代えてリャンを投入し仙台は強度を維持する。
シマオの守備力はリードしていると非常に頼りになる。安定感があり、終盤失点する雰囲気は皆無だった。
もちろん、鳥栖がクエンカを下げてしまって、後半攻めの形になった左のオーバーロードが出来なくなったこともあったのだが。。。
そして、84分にカウンターからPKを得る。(なお結果は…)
それでも、90+4分に石原崇とジャメがワンツーで抜け出し、最後はこの日外しまくったハモンがようやくゴールを決め3-0で試合終了。
リーグ戦初勝利は完勝となった。

最後に

色んな事がかみ合っての完勝。リーグ戦初勝利。
この試合に関してはほぼほぼ完ぺき。ケチのつけようがない勝利となった。
ようやく、19年シーズンのベースが出来た。そんなゲームだったと思う。
ただ、個人的にはルヴァンの状況を見ればこれがベースになるべきだとわかっていてここまでそう出来なかった事に少し不満が残る。遠回りをしてしまった。と思っている。
ただ、遠回りだった。とわかるという事は、その目的地にたどり着いたからわかること。
たどり着かなかったら遠回りだったかすらわからなかった。
そう、ようやく今年のスタート地点にたどり着いた。これは素直に喜びたい。
ただ、旅は続く。というかこれからが本番である。
どういう旅路になるか。ここからが19年の始まりなのである。

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