- 1.スタッツ
- 2.スターティングメンバー
- 3.雑感
- 5.まとめ
- 6.ハイライト
■ 目次
スタッツ
スターティングメンバー
雑感
前半まずこの試合特徴的だったのは最終ラインの保持。
この日2CBが広がり中央にGKの小畑を入れて3枚でビルドアップ。
DHは最終ラインにおりない。
大宮は2トップがボランチを監視して、最終ラインにはボールをもたせるけど先には進ませない。という意思が見える。
ボールを仙台から取り上げないけれど、ゴールへ進ませないぞと。
ただ、プレススイッチはSBに入った時に入ってそこで奪おうとする。
スイッチを入れた時に仙台はDH-SH-SB+遠藤で外していく。
前半6分のプレスを外して最後は若狭のフィニッシュは見事なものだった。
ただし、20分のようなテヒョンからSHへの縦パスを奪われて決定機を作られるシーンもあって
内容は互角。
仙台は16分のテヒョンからロングボールを蹴って内田のクロスから名倉が決定機で
これが得点の伏線。
大宮が前に意識あるときに裏のケアがが緩くなる傾向にある。
ということが、29分の得点を生んだ。
もちろん、大宮の連携ミスは大きかったのだけれども。。。
追加点は珍しくCKキックから生まれる。
この日のCK、大宮はゾーンで守るので逆手をとってゾーンの外ニアの若狭をターゲット。
ゾーン外で触れて混乱を生むのが狙い。
4回あったCKはすべてゾーン外の若狭ターゲット。間違いなく仕込んでた。
2点目はものの見事それがハマって若狭フリックから富樫が合わせて2点目。
無理せず2-0になったのは大きい。
その後流石に大宮が攻撃にウェイトを置く。
中心は柴山だけれど、若狭が抜かれず、クロスを送るだけには限定できる。
クロスは平岡がひたすらに跳ね返す。ポジション取りの速さがえぐかった。
後半
後半は仙台は前半良かったDFの裏を狙う。
だけど、狙うタイミングが早すぎて大宮はまだ裏への意識がある状態なのでうまくいかない。
もちろん、ロングボールからスローインで押し込んだり、セカンドボールを拾って2次攻撃もできるのだけれど、ロングボールを送ることで間延びしてしまったし、
何より前半のようには流石にうまくいかない。
そして、間延びして、攻撃に両ボランチが参加したところ横パスがずれカウンター食らって失点。
自ら負け筋を作る。
ロングボールは毒まんじゅうでした。と
そこから少しパニック状態で大宮のターンになるが、そこを耐えて3分程度でリカバリ。
落ち着くと、イケイケの大宮はボランチがガンガン前に来る。
なので、DFとDH間が空くのそこを狙う。
実際3点目はそのスペースに蹴って富樫が頑張って奪い返したところから
フォギーニョの得点で3点目。
フォギーニョ2試合で3点目。まー両ボランチを最終ラインに下げない恩恵はここにも現れていると思う。フォギーニョがペナ付近で力を発揮できるのでそりゃもう止められないわ。
この得点で勝負有り。
この得点で氣田と遠藤はお役御免。連戦の頭で休ませる点差になったことは今後につながる。
この得点で大宮は徐々に間延びしていく。中2日で体力の問題もあるだろうけど
SH2枚を柴山と泉澤になったことでより前により間延びした状態になる。
中盤のフィルターが効かない大宮に対して仙台はボランチが自由にできるので
結構やりたい放題。
そして、内田のタッチラインからのクロスをカルドーゾが合わせて4点目。
ただ、その後間延びした殴り合いにお付き合いし5点目の可能性もあったけれど
逆に失点し4-2で試合終了となった。
最後に
金沢に引き続きこの日のビルドアップも良くチームの成長を感じる内容だった。
失点は目を瞑ろう。と個人的には思うけれど
流石に原崎さんはちょっと改善したいね。という内容のコメント。
まー負け筋を自ら引いたから当然だけれども。
久しぶりの現地で勝利の試合を見たけどこの試合一番感銘したのは
切り替えの速さ。3点目に特徴がよく出てるけれど、ロングボールを一度大宮ボールになっている。
ただ、納めるために動いた富樫がプレー辞めること無くチェイスに切り替え奪い切る。
ひとつのプレーの延長線上に次のプレーがあるイメージ。
なので、プレーが途切れず切り替えが早いのだと思う。
なんだかんだ、金沢戦もこの大宮選も、振り返れば琉球戦もこの切り替えの早さで殴ってる。
ここがJ2の他のレベルと段違いにみえる。(今節の新潟もエグかったけど)
逆にいうと、これを感じなかったヴェルディ戦は強度が落ちたコメントはそういう事なのだろう。とも思う。
まー連戦だとこのスピードが落ちていくのは仕方ないけれど、
でも岡山には勝ちたい理由がある。
なので、頑張ってほしいなーって思うんです。